In Support of the Iroquios Nationals

――イロクォイ ナショナルズの世界大会参加実現のために――

イロクォイ ナショナルズ(Iroquois Nnationals)と世界大会(The World Games)

 このブログ2本目の投稿(下方の7月28日投稿)の英文記事の中のThe APTN Newsに基いて、現在進行形の問題の概要を記す。

 7月24日のAPTN Newsの記事が紹介している「請願」――このブログの冒頭でリンクしている――には、その日で既に12,000人の署名が集まっていたようである。現時点(日本時間の8月1日午後23:12)で46,899人と表示されており、この週末で目標の5万人に到達するかもしれない。

 カナダ、ノヴァスコシア州のグルースキャップ ファースト ネイション(Glooscap First Nation)の18歳のラクロス選手、エイダン ファーン(Aidan Fearn)さんによって始められた「請願」は、オーストラリア、カナダ、ドイツ、大英帝国アイルランド日本アメリカ合衆国チェコ共和国イスラエルニュージーランドの国々にイロクォイ ナショナルチームの参加を可能とするように支持と連帯を求めるものである。

 「世界大会」(World Games)は「世界選手権」(World Championships)とは異なる競技大会であるが、その参加資格は主として、女子の場合は2017年、男子の場合は2018年の世界選手権の順位に基づく。世界選手権は、国際ラクロス連盟(Federation of International Lacrosse、現在は「ワールド ラクロス(World Lacrosse)」)によって開催され、イロクォイ連邦チームは同連盟の正会員である。

 イロクォイ ナショナルズの男子チームは2018年のイスラエルでの世界選手権大会で3位であったにもかかわらず、世界大会に招待されず、イロクォイ チームより低い順位の国のチームが招かれている。2018年の大会ではアメリカが1位、カナダが2位で、イロクォイ連邦は3位であった。オーストラリア、大英帝国、日本、イスラエル、ドイツ、アイルランドは4位以下であったにもかかわらず、この結果に基づいて2022年の世界大会に招待されている。

 「ワールド ラクロス」は、世界選手権大会へのイロクォイ連邦の参加を承認してきたが、問題の「世界大会」のような国際多種目競技大会は「ワールド ラクロス」の主催ではなく、その参加資格基準はそれらの競技大会の主催国によって決められていると説明している。

 2022年の「世界大会」は、アメリカのアラバマ州バーミングハムで開催されることになっており、バーミングハム組織委員会は、イロクォイ ナショナルズのこれまでの功績を認めながらも、国際世界大会協会(International World Games Association)が主催する同大会への参加資格に関しては、国際オリンピック委員会の規則に従っているのだと説明している。

 「世界大会」は通常、4年毎に夏季オリンピック大会の翌年に開催されるが、今年の東京オリンピックの開催が延びたことが影響して、「世界大会」も2021年から1年遅らせて2022年となった。

 国際オリンピック委員会が順守しなければならないオリンピック憲章の第30条には、「国(country)」とは「国際社会によって承認された独立国家」となっている。

<続く>